ifuku2015-04-30

4月とはいえ、雨が降ると肌寒い日だったので。久しぶりにまきストーブに火を入れました(*^^)v
季節的に暖かくなって、外気温との差がないので煙突の引きがいま一つ悪い。

着火剤の代わりに牛乳パックの破片(5センチ四方くらいの)を利用する。
普段なら(冬の間)この破片、二三枚に火をつければ4センチ径くらいの丸枝に火が移り、大きな薪へと炎が広がっていくのだけれど、
この日はなかなか火が移っていきません。なかなか火が起きず悪戦苦闘。上昇気流が発生しないのでした。煙も逆流する始末(>_<)

牛乳パックの破片を10枚くらい投入して一時的に火を上げてみてもダメ。次々にくべていってあと一枚になり焦りましたw
手元に、たきつけ材は準備していなかった。

焦りながら思いついたのが割り箸(笑)。台所から割り箸を探し出し、パきパき折って消えそうな火にくべてみる。
そしたら割りばしを10本くらいくべたところで丸枝に火が移る。
このカシの木のまる枝に火が移れば一安心。こいつがしっかりと燃えてくれます。

手こずりましたね、条件が悪い中で「起こす」ということは何にしても大変だなと感じたこの日の着火。


なぜ、手こずったか、焦ったか。

①油断。暖かい気候や長雨という火をつけるには条件が悪くなっていたにもかかわらず、冬の間に着火していたころと同じように簡単に火が付くとナメていた。
②油断のための準備不足。十分な焚きつけ材の準備ができていない。(今回は緊急に割り箸で代用した)

この辺りを分析するとですね(笑)・・・・対策としては・・

●着火の環境条件を考え、それに見合った火のつけ方を考える。
●条件が悪いほど着火の基本手順を踏むべき。
●焚き付け材の十分な確保が必要・準備は大切・・・小さな枝たちが愛おしく感じられますね(笑)

このあたりが教訓でしょうか。

小さな焚き付け材を重ね合わせて火が付きやすい環境を整え、小さな火をともす。
ちゃんとしたくができていれば小さな火が燃え広がって大きな炎となり、美しく楽しませてくれるのであります。

何事も小さな日頃の行いが大事ということを連想させますw、僕の苦手な(笑)。


気持ちのよい空間つくりも。小さな線をひとつづつ消したり構成したりして、よい空間をつくっていくということなのかもなぁと、火をおこして考えたりしたのでした。


IMGP0608 | rizu coco | Flickr
 m.noda