室内の温度を見る。

おもろいものを手に入れました。


サーモグラフィーです。温度をグラフィック化させるやつ。
このタイプはiphoneにつなげてディスプレイとして利用するので、これまで最低でも10万円くらいしていたのが、ずいぶんとリーズナブルになりました。

さっそく自宅の居間を撮ってみました。

この朝、薪ストーブに火を入れて小一時間たったころ。すでにストーブの中は熾き火。ストーブのガラス面は120℃以上。

温度が画面に表示されるのがいいですね!(^^)!
おもしろいので(笑)・・床、壁、天井の表面も測定して写真を撮る。

▲床表面温度
]
▲壁表面温度

▲天井表面温度

温度計、室内の気温が18.8℃くらい。・・以外に室温は上がっていないですね。
しかし、床、壁、天井の表面温度は20℃を超えています。
体感温度を計算してみると・・・・
体感温度=室温ではありませんよ。・・・体感温度(ここでは作用温度)=(気温+平均輻射温度)/2
平均輻射温度は床、壁、天井の平均温度ですから(床20.1℃+壁21℃+天井20.9℃)/3≒20.7℃です。
よって体感温度=(20.7℃+18.8℃)/2≒19.8℃。これは室温18.8℃よりも1℃上がってますね。これが薪ストーブのような輻射暖房のよいところです。
輻射暖房器は室内の空気も温めますが、建物自体も温めます。
ですから、室温はそんなに上がらなくても、周りを囲む床や壁、天井が、人体から熱をあまり奪いません。
よって穏やかな暖かさを感じることができるんですね。

OMソーラーの暖房もそうですね。昼間太陽で温めた空気で、建物自体を温めますから、やはり輻射暖房。間接的な暖房になります。


薪ストーブを使うようになって、薪ストーブの暖かさと、OMソーラーの自然の暖かさは似ているなぁ・・と感じていたのですが、同じ輻射暖房なのだからなんですねー。

ま、太陽熱もでっかく考えれば、太陽系というリビングの中心で燃えている、太陽という名の超デカ薪ストーブの熱ですwね(笑)

m.noda

時間のマジック

昨年、シュトレンというドイツの菓子パン?・・ケーキかな?・・と、バンペイユというとてもでっかい、ミカン?を、お友達からいただきました。
どちらもクリスマスの一週間前でした。
わたくしの家で忘年会をしたときに、鹿児島と熊本の友人が持ってきてくれたものです。
シュトレンは半分をみんなで食べて、「残りはクリスマスまで一切れづつ食べてね」と半分わたくしに残してくれました。

バンペイユは熊本の友人から、彼の地元八代市の特産品です。「お正月明けに少しづつ食べてね」と玄関に飾ってくれました。
  ←大きさを比較するためにリンゴなどを並べてみました。でかいっしょ!^^



シュトレン。ドイツではクリスマス当日までの間、少しづつスライスして食べて、クリスマスの日に食べ切るという習慣があるそうです。
なんでも、ケーキの中に含まれているフルーツの風味などが日ごとパンに移っていくため、クリスマスにむけてだんだん味が楽しめるとのこと。
忠告に従って(笑)一切れづつたべていきましたよ。たしかに日ごと味が深まっていくように感じました(笑)・・外側の白い(砂糖がまぶしてある?)ところなどもだんだん柔らしくなって、パンの中身も芳醇な味になっていくのがわかります。
そしてクリスマス当日いただくときの最後の一切れのいとおしいこと(笑)
このお菓子を持ってきてくれた友人を思い出しながらありがたく頂きました。おいしかったですね。


そして玄関に飾ってくれたバンペイユ。・・毎晩仕事から帰って玄関のドアを開けると「どしんとほわんと」の・・どっかの焼酎のCMみたいですが(笑)・・佇まいにも癒され、そして日が経つにつれ香りが増してくるんですね。日増しに玄関が柑橘系のいいにおいに包まれるという。・・・これまたバンペイユを置いてくれた友人を毎晩思い出すという(笑)

どちらもこの友人たちの気持ちの余韻(笑)がじんわり残るという・・素敵なプレゼントを置いてくれたわけなんです。
で、なにを言いたいかというと(笑)
時を経ることでじんわりと伝わってくるもののありがたさというものがあって、それはとても心地いいものであるなぁということを、あらためて思ったんですね。
すまいをつくるうえでもそういうものを大切にするにはどうすればいいか・・考えていきたいと思います

noda

犬とモミジと陰翳礼讃

ifuku2016-12-21

12月も後半に入り、自宅の木々も鮮やかな紅葉が続いているんですよ。
一年の中でもうちの庭が最も美しい季節の一つです(^^)。
茶の間にあるアルミサッシの窓の障子を引き込んで、内障子で隠してみました。
すると、外の風景までスポンと抜けたような・切り取ったような・・ちょっと気持ちの良い窓辺になりました(^^)

日常のちょっとしたところで、いいなぁ・・と。自分の好みいうのが生まれるですね。そういうのに囲まれて過ごせれば幸せかも。

僕のこの家の今の季節、いい家になってます。外に紅葉したモミジやコナラなどと、ポーズをとってよそ向いた(笑)愛犬が・・いてくれて(笑)
この家、というか木々たち。四季を通して楽しませてくれます(*^^)v・・感謝。

m.noda

Nさま邸の上棟祭

宮崎市、Nさま邸の上棟祭。気持よい青空が広がる下、セング撒きが行われました。
その後、お施主さんのご自宅に移ってお食事をいただきました。
ありがとうございます。
一緒にお住みになるおばあちゃんが、お祝いのお歌をご披露されました。「秋田大黒舞」という歌でした。
お声がしっかりしていてとてもお上手なんです。そして、この歌の長い歌詞を覚えておられるのに感心いたしました!(^^)
おばあちゃんの歌を聴いて、こちらもめでたい気分になりました。ありがとうございます!
この日は本当にお天気が良くて(^^)・・・青空がとてもきれいな日でした。





m.noda

晩秋の木々たち・・

12月に入り、朝の冷え込みに霜が降りはじめ、自宅の庭の木々たちもかなり色づいてきました。
今朝庭に出てふと見上げると、コナラとクリの葉っぱたちが少し前からするとずいぶん紅葉してきているのにハッとさせられました。
やがて、樹全体が黄金色に美しく輝く季節を迎えます。
春の新緑からみどり濃き夏の木漏れ日、紅葉の晩秋と一年を通して楽しませてくれる木々たち。
その中でもこの12月の黄金に輝く紅葉はとても美しいものです。楽しみなんですよね。
庭に木を植えると、この葉っぱたちで楽しませてくれますね。
そして、もう一つ葉っぱの効用があって、それは庭に奥行きをもたらせてくれるということ。
木々たちの枝が前後に重なり合って葉っぱがついていると、スペースに奥行きが出て、抜けの感覚ができます。
なんだか、それも心地良かったりするんですよね(^^)

m.noda