抜け。

大工工事中のTさんち。住宅やお店が周りを囲む町中にあって、ここだけは敷地の周りをぐるっと雑木や竹林が回っています。昔の面影が残る土地です。
この冬の季節はこちらの現場に伺うたびに、メジロジョウビタキのにぎにぎしい出迎えをうけておりまして(笑)。今日も車から降りると、ツゥー・・・チゥーー・とメジロたちの鳴き声が聞こえてきました。
声のほうをよく見てみると、花の季節を迎えたサザンカの生け垣にメジロたちがたくさんとまっていましたよ。
葉陰の中、枝と枝の間をピョンピョンと渡りながら・・サザンカの花の蜜を狙っているんでしょうかねぇ。

さて、現場は外部の下地の工事中。もうすぐ窓のサッシが取り付けが始まるという段階です。
まだアルミサッシはついてなくて、壁がそのまんまスポンと抜かれたような状態。
壁がスポンと抜けて、外の風景が切り取られてそのまんま室内に生で入ってくるというダイナミックな情景を感じれる状態ですね。今は。
なんかすごくいいんですけど・・・。
このままでは住めないですけどもね。
なんかいいんですね、裸の時の建物も。






 m.noda