霧島ヒルクライム2013

ifuku2013-10-23




エビヒルという愛称で今年から始まった、霧島・えびの高原ヒルクライム2013。10月20日
自転車レース。参加してきました。 ➡コース
お天気が心配だったのですが朝起きて外に出てみると空にはでっかいお月さん。雲の合間に星も瞬いているではあーりませんか。
おおこれは大丈夫だな!と一安心。
多少の雨でも走るつもりでカッパやゴム手(笑)を準備していたのですが、よかったよかった雨は降らないに越したことはない。
朝3時半に起きて準備。朝も早よからご苦労なことで・・(笑)
前輪を外して自転車を車の荷台にセット・・ヘルメット、シューズ、空気入れ・・グローブ、眼鏡、着替えを載せて・・おお!外した前輪をのせなきゃな(笑)


月明かりの中、4時30分頃自宅を出発、途中高崎付近で雨が降っていてちょっと心配したが、5時40分頃、到着したえびのの会場では雨は降っておらず、しばらくすると夜明けの空に青空も少しのぞめる天気でありました。
会場のスタート地点ではGREAT EARTHのゲートも設置され気持ちも盛り上がってくる。

6時からの受付を済ませゼッケンをもらい、ジャージに取り付ける。

やっぱりいくつになってもゼッケンをもらうっていうのはちょっと緊張感が湧いてきます。自分の番号だという少しの愛おしさ(笑)を感じ、なんかちょっと不思議な感動がある。
高校ん時の野球、公式試合前に背番号をもらうときの、なんていうんでしょう・・いよいよ試合だという緊張感とともに、俺の背番号だという感覚を・・思い出したりするのでありました。もう35年以上前だけど(笑)

スタートゲートのもとでは女性のセレモニーナビゲーターたちがマイクを使って明るくおしゃべりを始め、だんだんスタート近しの雰囲気を盛り上げてくれる。いよいよですな。

来賓の方々の挨拶が終わって、出場者全員コブシを揚げ「おー!」と気勢を上げてスタート。7時5分頃。
えびの高原のふもとまではフラットな道、約5kmをウォーミングアップかねて走ります。沿道に地元の方々が出てくれて声援を送ってくれた。これがうれしいんですよね。走っていると(^^)

そしていよいよタイム計測のスタート。
激坂が続く約11kmに突入。一気にペースダウン(笑)心拍数はうなぎのぼり(笑)。
5キロ先の白鳥温泉までがとくにきつい。
この5キロが遠いのよ(^^;;・・・この坂を超えたら・・あのカーブのを先には・・と思いながらムツムツとペダルを漕ぐのでありまする。ふつうは2〜3キロの上り坂があってもそれを超えたら下りがあって一息入れられるけれど、このヒルクライムはゴールまで下りはないのでありますね。
やっとエイドステーションの白鳥温泉までたどり着き、給水。
ふつうのイベントの給水なら、タイムの計測はないので、ゆっくり休んでいたけれど・・今回はタイム計測中であり、足を止めて水を補給しているうちにも刻々と時計が過ぎて行っている。そう思えばゆっくりもしていられない。これはレースなのである。ここでは給水もそこそこに再出発。
すでにここでもう先頭集団からはもうかなり離されている・・これからは自分との闘いです(笑)
エイドを過ぎて後半は、自分を入れて3人のかたまりで走る。そのうち一人がペースを落とし離脱。
自分は前半の坂と比べるとペダルを踏むピッチも安定してきたのでもう一人の前に出て走る。
急カーブ、急こう配に足が止まりそうになるが我慢して登る。踏ん張りどころ。

すこし坂がゆるくなる直線でピッチを上げる。しかし後ろの一人がしっかりついてきているのを背中で感じる。油断すると抜かれそうな気配。最後のゴール直前で抜き去るつもりだなという殺気を(笑)ありありと感じる。きつくてもペダルを漕ぐ脚は休めない、休むと今の走りのピッチに戻せない気がして・・ゴールまで回し続けるしかない。
後半残り3キロを過ぎて1キロごとに高校生が立っていてくれて「がんばってください!」と声をかけてくれる。これに「お−!」だの「う−!」だのと(笑)答えながら走るのだが、この高校生たちの声かけに力が出る。これはうれしい・・きつい時の声援というのは元気がでる。
んでもって・・あと1キロがきつい、長い。後ろから追い上げられている。きついので思わず声が出る「うっー!・・あっー!・・ふっー!・ふっ!」(笑)
これが一人だったらとっくにペース緩めているかも。
しかしこれはレースなのである。タイムレースなのである。ここで力を出し尽くさないと何しに来たからわからんやろ・・朝も早よから(笑)・・と。
計測ゴール地点直前の勾配はきつかった。というより脚が売り切れ寸前。それでもペダルを回す。回す!と頭が決めれば回せるもんだw。
でもって後ろから追い抜かれずにやっとこさゴール。ゴール後はしばらく休まないと動けまへんでしたね(笑)

ちなみにタイムは・・ 1時間16分46秒・・51歳以上の部門の出走者27人中23位という後ろから数えたほうが早いという結果に終わりました。
しかし、今の自分ではあれ以上の力は出せませんでした・めいっぱい漕いだし・もうあれ以上は無理。スッキリした感じですw。
からしっかり楽しめました。

これまで自転車のイベントに参加してきましたが、この大会のようにタイムを競って順位を付けるレースというのは初めてでした。
順位を付けられるというのはなかなかいいですw。自分がどの位置にいるのかはっきりするし(タイムも)、次の目標も立てられる。
なんたって走っている時の緊張感が違う。

来年は一時間を切るようにしないとな。1時間を切ればベスト10に入りもみえてくる。

 野田


下山してからのお弁当。えびのの焼酎「明月」付き(^^)・・これは家に帰ってから(笑)


レース終了後もいろんな催し物がありましたよ。