ということで(前回のブログからの続きです)・・・・・やってみました木工。

 土曜大工と称して、毎月第四土曜日(12月変則として第二)に、一般の市民に材料、道具、場所を開放しておられる材木屋さんにお世話になり、木工体験してまいりました。
 初めての参加でしたので、どんなもんか様子見の感じでうかがってみると、ひ孫がおられるおばあちゃんから小学生まで幅広い参加者が、おもいおもいの作品に取り組んでおられました。みなさん真剣です。限られた時間。今日一日。

▲ココがわたくしのこの日のブース
 カナヅチ、手鋸、サシガネ、スケールなど、道具は一応持っていきました。いざというときのやる気はあったのです。・・・が・・開始ゴングがなったとたん、みなさん動きに無駄がない。・・立ちすくむわたくし。

周りの動きに圧倒され、ぽつねんとどうしたらよいかわからなかった・・・・・・ので・ま、とりあえず・まわりを見て歩くのだ(笑)

 皆さん熱中してますね・朝9時から3時までの6時間の間ですから・・・手際が良く、前もって何つくるか考えてこられてますよね。板切れなどの端材を使う分にはタダなので、みなさんそれをどう生かすか知恵を絞っておられるようです。
 わたくしの斜め前のおばあちゃんなんかさっさ、さっさと段取りと作業の手際の良いこと・・感心しました。
そして皆さんの道具箱が立派なのです、それ、ここでの手造りですねタブン。うまいなぁ。・・・・

一方、室内では何をやってるのだろうとのぞいてみると、そこの棚に見事な木でつくった玩具、置き物?・・いろんな動物などができている。とてもかわいらしいのだ。




↑こんなのがここでつくれるのだろうか?と、小学校の女の子の作業を見てると・・楽しそうに糸鋸を使って上手に作っていくではありませんか。

「すごいねぇ。上手だね、こんなふうに作っていくのかぁ。おじさんにもできるかね?」と尋ねると、はにかみながら「たぶん・・」と♪・・彼女の言葉、やっとここでわたくし一筋の光明を見い出せたのでありますね(笑)・・これはやってみたい。

 基本的な糸鋸の操作と材料の木板の動かし方を教えてもらいやってみました。
最初は、よけいなところまで切ってしまったり、糸鋸の刃が板に噛んでしまったり方向転換がむずかしく上手に切れませんでしたが、集中して材料の動かし方に慣れてくると、ただの板切れから立体的に形が浮かび上がってくるのがとても面白かったですね。
 初めての経験でしたが、こんなことができるんだなと感動しました(笑)

↓まず、好きな絵を選んで、スプレー糊で板に貼り付けます。

でそれを板のほうを動かしながら切っていきます。これが集中力要ります。切れ方のあんばいなども考えながら・・ゆっくり、ゆっくり・・・



切り取ったらサンドペーパーで磨いて・・完成!







 
この日はそれから、前からほしかったA3のファイル入る図面トレイを作成しました。
単純な形がきれいでしょ。一応ね、黄金比意識したんですよ(笑)

事務所に帰って備えてみたところ。↓


  木工は面白い。癖になるかも。


・・m.noda