さらに「歴史的な」低金利水準・・・・!?

先週末、新聞の一面踊った「歴史的な量的緩和」「過去最大」「次元の違う」という文字に、なんだなんだ?何が始まったと・・読んでみる。
安倍政権の経済政策、アベノミクス三本の矢のうちの、第一の矢が具体的な政策となって打ち出されたのですね。

■今回の政策
①日銀が金融機関に流すお金の量を2年で一気に過去最大の130兆分増やし、規模を二倍にする。
②長期国債は現在の二倍の7兆円ペースで買い、長期国債保有額を二年で二倍の190兆円に増やす。

で、これでどうなるのかということが肝心なんだけど・・・②の「日銀が国債を大量に買ってくれることで当面は安心して国債が買えると受けとめられた」・・「・当面は・」という言葉がちょっと引っかかるけど、ま、とりあえずは、
で、すでに債券市場などでは国債が買われ、国債の流通利回りが過去最低まで下がったとのこと。
で、国債の流通利回りは長期金利と連動してるので長期金利も過去最低に。一時0.425%。
で(笑)、長期金利が下がると住宅ローンの金利もまた下がる可能性がある。

今までが住宅ローンの金利は最低で、これ以上下がることはないだろうと思っていたけれど、さらに下がりそうな気配。
宅建設をお考えの方には朗報だろう・・しかし、この政策、2年で年2%の物価上昇を目指すというデフレ脱却が目的だから 、物価も上がってしまえばあんまりメリットない。所得もそれに伴って上がっていけば別だけど・・
ということは物価が上がる前で金利が低いこの時期が、建て時と言えるかもしれない。・・来年から消費税も上がるし。

これはけして住宅建設をあおっているつもりではないけれど、新聞読みながら考えたことです。

ただ、家というのは人生のいろんな条件が合って建てるものであるから、金利が家を建てる時の動機の全てではないだろうとも思う。
全てのことには時があるのだよ、ワトソン君(笑)

 野田