建築士定期講習

マンションの構造計算偽造「姉歯事件」。あれ依頼、建築士に対していろいろ厳しくなりましてね。
建築士の免許も3年更新制になり、そのつど講習を受けることになりました。試験もあるんです^^;;
会場へは、一般交通機関を使って来てくださいとのことだったので、電車で行くことにしました。
電車に乗るのも久しぶりです。ちょっと楽しみでしたね(笑)・・
都城駅から加納駅まで約1時間。

都城を7時10分初の普通列車で行くことにしました。ホームで待っていると先発の特急「霧島」が入ってきた。かっこいい車両です。
これは鹿児島本線を「リレーつばめ」として走っていたのですが、九州新幹線の全線開通により、現在は日豊線を走っています。
・・・・グレーの車体と顔は忍者みたいでありますね。

まだ薄暗い、早朝のホームに止まって、プシューっとドアが開く。中から電球色の明りが漏れてくる。・・なんとなく見ていたのですが、これがけっこうかっこいい。

暗いのと穏やかな明りとの取り合いが、いいなぁ・・と。思わず列車の中を覗き込んでみる。
天井には小さなダウンライトが控えめに配してあって、電球色で穏やかに光っている。落ち着いていますね。大人の列車なのだ(笑)
列車をデザインしたときにライティングプランがしっかりとあるんだろう。・・当たり前か(笑)
いい雰囲気でしたね。この列車。発車して遠ざかるのをしばらく見ていましたw。

余韻に浸っていると、自分が乗る普通列車が入ってきました。・・・こちらはね、通勤通学のいつもの列車。直管白色蛍光灯がダーっと一列に天井に並ぶ、
事務所みたいな電車。はい。明るければそれでよいという機能だけ。ま、それはそれで・・はい。そういう列車なんだからそれでいいんだけど。

あかりという字には「灯り」と「明り」があるけれど、特急霧島のは「灯り」ではないか、とか、考えながら電車に揺られていました。
いずれにしろ、あかりによって、ずいぶんと雰囲気が変わるもんだというのを、あらためて感じたのでした。・・・・

講習会場。席順が決められていて所定の席に着く、一番前の席。講習はビデオの講習。五時限。60分の講義がびっしり。最後に試験があるので気が抜けない。
「試験に合格しないと、講習を受けたとみなされません」などと、ブラウン管の中のオネーチャンに脅されるのである(^^;;
これが、三年毎にあるというのはちょっとしんどいね。三年て短いよ。
別に違反しているわけではないので、運転免許のゴールド免許みたいに五年毎などの優遇があってもいいのではないか。なんて思いながら講習を受け、無事試験も、大丈夫でしょう・・タブン(笑)

都城駅に帰り着き、おカーちゃんの迎えを待つ間、焼き鳥屋で生ビールを一杯♪・・・
ホッと一息。うまいビールでしたw。


m.noda
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