K・Mさまの家・プランニング中

お施主様に基本プランはすでに見ていただいているK・Mさまの家。
敷地条件の、「いいな」という要素を組み合わせてつくったプランだと自負している。
だが、もうひとつ・・冬の太陽をつかまえるという点では弱いとも思っている。
なんとかこれを解決する手段がないかと・・ヒントを見つけたいとずっと考えいた。
しかし、なかなか難しい。いざ、机の上でこの形に対峙すると・・・頭がこの前回のプランから動けません。根本から変えようとすると脳みそも手も動かない。固まってますなぁ・・・この繰り返し。

冬晴れの気持ちのよい日。建築予定地に行って陽にあたってみた。
東側は朝から正午ごろまでしっかり陽があたる。ちょうどこの部分、南側の建物は平屋部分で見た目も圧迫感がない。ここを生かしたい。と再確認。
アプローチ部分との両立が必要だけど、窓のとり方でうまくできるのではないと思う。

南側中央・・・ここは窓を捨てます。これまでのプラン同様。
目の前に大きな総二階の建物。「家の中に入ったらこの南側の建物を意識せずにすごせるように」・・これが、このプランを造る上で大事なコンセプトのひとつなのです。

う〜ん、今のプランの形は、大きく変えようがないと思う。自分なりにこの土地の条件を消化して、それを固めたプランなので簡単にはほぐれないのだw
このプランを前にして時間だけがすぎていくなぁ・・

基本プランを崩さず、太陽をできるだけキャッチできるよう工夫したいと思う。

すまいのプランを考える時に、この季節は太陽の恵みを意識せずにはいられない。・・・・・寒いもんね(^^)
逆に、夏場は日射は入れたくないので、ひさしなどを設けて、スダレなどを設置できるように工夫する必要があります。開口部周りに樹木で日陰をつくったり。
こういう工夫が住いのデザインにつながっていくのではないかと思う。
機能と直結するデザインはうわすべりではなく、シンプルでかっこいいのだ。

・・また、だんだん脱線してきました(笑)

K・M様・・
①朝から南中までの陽をつかむ(茶の間)
②昼過から夕暮れまでの陽をつかむ(リビング)
これをポイントに。再提案したいと思います。図面を調整しています。
遅くなってすいません。

m.noda