東京のビル火災に思う。

寒くなってきました。冷たい雨が続く今日この頃。
隣の国やいろんなところでも火事で惨事がおこっています。

 東京の今朝の火災では焼き鳥屋の調理場から火が出て、その消火に戸惑っているうち、あっという間に壁、天井に火が燃え移ったらしいです。四人もの大人が亡くなられています。

 しかし、記事読みながら考えたんですけど・・だいたい焼き鳥屋で焼き鳥焼いてる時はけっこう炎が上がりますよね・・モモ焼き焼いてるときなんか炎激しくあがるの見て焼けるの待ちながら冷たいビールをグビッ!というのが幸せだったりするのだ。・・んな事はどうでもいいんですが(笑)
だから、いちいちそんなんで店ん中、あっと言う間の、逃げる時間もないくらいに火事になっちゃッちゃぁ、どうしようもないでしょ。焼き鳥屋で。・・・・なにが起きたんでしょうか。

もともと建築基準法で火気使用室(台所など)は不燃材料で仕上げなさいと決められている。その不燃材が一気に燃え上がったのでしょうか・・ま、不燃材といえどもビニルクロスや化繊など石油製品だから、火がつくと瞬く間に燃え上がるのでしょう。
不燃材認定なんてあんまり信用しないほうがいいのかも。

逆に不燃材でないということで火気使用室に使うことができない木の板張りなんかだとこんな惨事にならなかったと思います。

なぜか・・・焚き火した人ならお分かりになるかと思います。木の板に火をつけるにはそれなりに努力が要ります。
簡単には火、つきませんよね。         そりゃいったん火がついたら激しいですよ、木も燃えかたは。

 でも、大事なのは初期の火災までの時間ではないでしょうかね・・火が出たら逃げ出す時間も与えず黒煙で追い討ちをかける石油製品より、「時間稼いでる間に逃げろ・・」という木のほうがズット人に優しいのだ。
 毒ガスも出ないし・・・それをなぜ火気使用室に使うのを認めない。基準法。 

m.noda