太陽光発電状況から推測。(11月27日追記・・)

今年5月に完成お引渡ししましたM様邸。太陽光発電を搭載しています。
先日お伺いして発電状況などを施主様よりお聞きしてきました。

こちらでは太陽電池容量4.13kwで、年間予測発電量はカタログによると4446kwhのシステムを設置しています。発電が始まって6か月分の売買電気量をうかがいました。
まず、売電量【余剰電力(家庭で使って余った分)を電気会社に売った電気量と金額】は・・・
■5月15日〜6月16日・450kwh・11,250円 
■6月17日〜7月16日・305kwh・ 7,625円 
■7月17日〜8月18日・365kwh・ 9,125円
■8月19日〜9月15日・410kwh・10,250円
■9月16日〜10月18日・394kwh・9,850円
■10月19日〜11月16日・305kwh・7,625円

 
となっていました。

晴天が続いた5月は売電量が多く、6月の梅雨に入ってすこし下がりましたが7月にもちなおしていますね。
6ヶ月のデータですが、これから推測してみました。

この6ヶ月の余剰電力の平均を取って一年間の売電量を計算すると・・(450kw+305kw+365kwh+410kwh+394kwh+305kwh)/6*12ヶ月=4,458kwh.(年間の売電量予測)
現在はこの、家庭で余った電力を1kwhあたり25円で九電が買っていますが、これが「エネルギー供給構造高度化法」という早口言葉のネタになりそうな(笑)法律により今年中にも48円/kwhになるため来年は一年間の売電金額は4,458kwh*48
円=213,984円となります。(予測)・・・

ということは、太陽光発電システムの設置費を4kwシステムで仮に約2,500,000円とするならば、それから国からの補助金(7万円/kwh*4kwh)28万円を差し引いて実質、設置費用は2,220,000万円。

設置費用を年間売電金額で割ると・・・
∴2. 220,000円÷213,984円/年=10.3年となり、設置費用は約10年で回収できそうです。

また・・今、総選挙の真っ只中ですが今のところ政権を取りそうな勢いの民主党の「脱温暖化」に対するマニフェストではこの電気高値買取を、余剰電力量ではなく発電した全量を対称にするということです。
これが実現するとさらに有利になりますね。

m.noda