OMソーラーのオンラインモニターを設置していただきました。

ifuku2009-08-02

宮崎市のS様宅におじゃましました。
昨年10月に完成したOMソーラーハウスです。


▲コナラやモミジ、カシなどのこだちの中をくぐって玄関に続くアプローチ。 緑がきれいです。



▲リビングに入ると伸びやかな吹抜の高窓から光が入り、南のインナーテラスの天窓から明るい光が観葉植物の緑を光らせて・・・
いつお伺いしても気持ちのよい空間です。


本日は、施主様にご協力をいただきOMソーラーオンラインモニターVer.2を設置させていただきました。

これは、OMソーラーシステムの心臓部、ハンドリングボックス(以下H.B)の動きや、空気の温度状況の変化や、お湯取り時の貯湯槽内水温。などをパソコンを介してリアルタイムにモニタリングするシステムです。その時の集熱温度、太陽光で作動しているなどの確認も出来ます。



▲この家では二階の小屋組み(骨組み)部分にH.Bを設置しています。
▼H.Bの出口部分・・・冬は室内に温風取り入れ、夏は屋外への排出をする部分に出口温度センサーを取り付けて、取り込んだ空気の温度を計測できるようにしました。



▲パソコンと接続してみたモニター画像です。その時のOMの状況を表します。



▲外気温29.5℃、屋根集熱温度43℃(この日の天気は曇りで日射が無かったので集熱温度はさほど上がっていません。)





▲取得熱量は今日一日の集熱温度から計算したカロリーです。CO2削減量はこの集熱した熱量を灯油で換算した場合のCO2排出量なので、これが直接削減量とは言えないと思いますが、右の画面の左上あたりに湯温44.1℃と表示されてます。これは屋根集熱で沸かしたお湯の温度です。
貯湯槽300ℓに44℃のお湯がたまっていることになりますので、お風呂に入るのにはボイラーを沸かさなくてすみます。この分は確実にCO2の削減につながっていますね。

このデータをS様に常時パソコンに取り込んでもらっています。そしてS様のホームページに一時間おきにそのデータが表示される仕組みをご自身でつくられていますので、お願いして当社のホームページにリンクさせていただくようにしました。これがつながると、どなたでも宮崎市に発つOMソーラーハウスの動きを見ることが出来るようになります。・・・(しばらくお待ちくださいませ。)

ちなみに、先日の日食時はハンドリングボックスを動かしている太陽光発電の電圧が下がっていたということです。こういうのもデータで確認できたそうです。  当たり前といえばそうだけど・・・面白い(笑)・・・

「OM・・・おもしろい、もったいない」・・・・・・

m.noda mail:ombee9124@gmail.com