Ｋさまの家の薪ストーブ＆ピザ！

この前の日曜日、薪ストーブの家に興味を持っていらっしゃるＭ様と一緒に、Ｋさまのお宅へお邪魔させていただきました。
Ｋさまのお宅は、昨年７月に完成。薪ストーブをお使いになり、初めての冬をすごされたところです。
早速、ストーブについてご主人からお話をお聞ききになるＭさま。
自然と火を囲んで話が弾みます。

今年の冬は例年よりも寒かったけれど、『住宅の断熱と気密性が高いせいか、暖房は薪ストーブだけで、寒いと感じたことはなかったよ』と、ご主人と奥様、おっしゃってました。
夏も東西の通風を考慮して風が吹き抜けるつくりにしてあります。『今まで使ってたエアコンがあったので取り付けたけど、必要なかったね』と。
お住まいいただいてですね、こういうご意見をお聞きできるってのは、設計者としては当初の設計のねらいを確認できてですね、とてもうれしい限りです。・・・ありがとうございます。

そして、薪ストーブには、ただ暖かいということだけではなく、たくさんの楽しみが付いてきます。
そのひとつを教えていただきました。ストーブを使ってできるご馳走♪・・
ちょうどお昼時に伺ってすいません。ねらったわけじゃぁないんですが(笑)・・・・・ピザを焼いてくださいました！
しかも、ご主人が釣ってこられたミズイカ入り(^^)♪・・1.5ｋｇが釣れたそうです。すごい。

熾（お）き火をつくって・・・

奥様が下地をこさえてくださったピザ。ミズイカがのってます(^^)♪

で、これをストーブの中の熾き火の上にのせてふたをして待つ。・・鉄板がまだ温まっていない最初の一枚目は約5分くらい。

出来上がり♪・・・焼きたてのピザ。おいしいです。パリッとふっくら。火で焼くとおいしいね！♪
正確には利用するのは直火ではなく、炉内の輻射熱。赤外線効果というやつでしょうか。
ピザを敷く鉄板が一度温まると二枚目からは2〜3分で焼ける。話に夢中になってるとうっかり焦がしてしまうほど。次々に焼いてくださって、たくさんいただきました。

子供たちと一緒にいただきました。おいしかったなぁ・・ほんとうに。
Ｍさまと一緒にご馳走になりましたが、Ｍさまも薪ストーブの楽しさを体験されたのではないでしょうか。
あたらしい住まいをおつくりになられた後の暮らしかたを想像してみてくださいね。
火があって、おいしいものをつくって、みんなでいただく。楽しいですね。
これはまさしく、新建新聞の三浦裕成氏が言われる『なつかしい未来』 。・・・これからの住まいのキーワードになるかもしれないなどと思ったりするのであります。

Ｋさま、ほんとうに楽しい体験をありがとうございました。ご馳走様でした。

お嬢さんがつくってくれた。↑↓名づけて「ゆきちゃんスペシャル」♪・・・ミズイカたっぷりミックス。

このﾌﾞログ書きながら写真を見てたら、また腹が減ってきたぞ(笑)
午前11時にお伺いして、午後３時まで。つい長居させてもらいました(^^；；。
「うちに来たお客さんは、なかなか帰らない」と笑っておっしゃるご主人。
居心地がよすぎるんです。火のまわりも、このご家族も(^^)・・・。ありがとうございました！

薪ストーブはいろんな楽しみを与えてくれます。私も少しずつ体験中。
薪割りも楽し♪

m.noda
くらしのヒント集ＢＯＴ