小林市のIさまの家・・8月31日

ifuku2011-09-01

この日は午前中、現場での打合せのため小林市のIさまの家へ・・・水道設備、電気設備屋さんと器具やその位置、コンセント位置の確認など細かなところを打合せしました。この日の現場はにぎやか(^^♪・・活気があっていいです・・現場はいいよねぇ・・(^^)

棟梁は外壁の板張りを施工中。この家は外壁をほとんど杉板で張る予定です。縦張りです。一枚一枚キレイに製材された杉板が棟梁の手で張られていきます。
木肌が本当に美しいですね。この板と板の継ぎ目を、細い材で押さえていきます。

雨が降って水で泥はねが杉板につかないよう塗装用の養生フィルムで棟梁が養生してくれていました。ありがとうございます。






■内部ではシステムバスの組立施工中。しっかりした架台が特徴のタカラスタンダード製。
床下ではシステム配管材INAX配管パックの赤と青の給水、給湯管が見えています。
銀色に光るがっしりした金属製土台がバスユニットを支える架台です。壁の格子模様は断熱材。

 

■室内ではもうひとつの作業が進行中でした。
断熱工事。これは現在では住宅の性能を左右するもっとも重要な工事のひとつ。慎重な工事が必要です。
この家では新聞紙などの植物繊維でできたセルロースファイバーを規定の厚さに現場で吹き込む工法を採用しています。

 工法の特徴は、この断熱材は自然系に分類されること、調湿作用のある呼吸する断熱材といえます。よって、室内側に防湿層を設けなくても結露の心配がないのが心強い。自然系断熱材の特徴です。
仕上がりもきれいなんです(^^・・・(家が完成したら見えるところでは在りませんが・・)
このデコスドライ工法の特徴はこちらから




 ■屋外では屋根の瓦葺き工事が今日で終了予定です。瓦職人さんたちが最後の棟瓦を施工していました。
今月、お盆過ぎの17日から今日まで約半月かかって職人さんが葺いてくれました一文字葺き。


海津鬼に素丸瓦、棟瓦もすっきり!

 この葺き方は継ぎ手が見えるのできちっと収める必要があり、普通の瓦葺と比べると手間も技術も掛かるのですが、
このすっきりした瓦の葺きあがりはシンプルで凛としてとてもかっこいいと思う。

 現場に立っていると、こうやったほうがいいよ、いや、こっちだ・・といろんなヒントが見つかったりします。
やはり、現場に身を置くということはとても大事だなと思うことがある。現場でしかわからないとことがたくさんあるのです。
そんなヒントが見つかったら忘れないうちにメモ、メモ・・絵も添えて・・用紙がないときはそこらにあるダンボールの箱にも(^^・・だんだん記憶力に自信がなくなってきてるしね(笑)


現場に行くと家が出来上がっていくのに立ち会える幸せを感じます。

で、今日の昼食はこれ⇒



こちらも幸せ♪

 (おカーちゃんの弁当ないときは・・)小林に来て、ここを素通りできません(^^♪・・・このちゃんぽん。

具沢山でおいしい。スープは旨みを感じる甘(うま)み・・というか・・文字での表現が難しいけれど。おいしいですよ。
ちゃんぽんにしては少し細い麺、すする時に軽やかさを感じます。
 いつもは、店に入って「ちゃんぽん!」の後に「大盛りね・・」と注文するのですが、この日は大盛り無し。前日の自転車坂道走行で自分の体重を思い知らされてるし(^^;;

たくさんの職人さんたちが手間をかけて造っていく家も、いろんな味が混ざり合っておいしいひとつの味になっていく。ちゃんぽんに似てるかも?・・などと思いながらおいしく・・スープも全て完食いたしました(^^


過ぎ行く今年の夏が手を振っているように(^^♪・・風に揺れていた高城町コンビニ裏のひまわり畑。

m.noda