手間、三回

ifuku2010-12-15

この日の弁当を描いて見たけれど、母の手作りの奈良漬の色がどうもいまいち出せずに、気に入らない。→
ので・・(^^♪・実物の写真を貼り付けます。

実物はとても深くてきれいな色をしているのです↓

母の奈良漬はおいしくて、近所でも評判の逸品・・本人も自慢しています(笑)
味の秘訣は、本人曰く、酒粕に漬けるのを三回繰り返すらしい。一回目漬けては頃合をはかって二回目、三回目というように漬け直す・・手間をかけるんですね。
そして、この漬け変えの頃合を計るのが「勘」、塩の分量なども・・。レシピなどはありません・・「勘」。
塩梅(あんばい)は本人の頭の中。

そして、もうひとつ味の決め手となる大切な要素が、「上等な酒粕」。
よい味を出すためには、値段は少し高いけれど酒粕が上等でなければならないとのこと。

よい材料を手間をかけて職人芸で施工する。ん〜これは家作りにも共通することではないか!
すべてのモノづくりに共通する。

そういえば・・・三回という数字・・・ウチがよく使う内部の塗り壁は、下処理、中塗り、仕上げ、と三回手をかける。
先日完成した末吉町のYさまの家、杉板の外壁塗装は、塗っては乾燥させて塗る、を塗装職人さんが三回繰り返した・・
どちらもいい雰囲気に仕上がったし、外壁の塗装はいい色になりましたね。











■↓この日のツブヤキ・・・・・・・

m.noda