おおきなどんぐりの木の下で・・・・

ifuku2010-08-29

昨日、どんぐり1000年の森をつくる会の「どんぐりの森図書館」の上棟に参加してきました。

この図書館は、どんぐり1000年の森をつくる会都城市志和地地区で進めているどんぐり村の拠点施設となるものです。大きなどんぐりの木々の中に囲まれる広いウッドデッキの上にちょこんと乗った小さなツリーハウスです。

見事などんぐりの木に囲まれた敷地。完成すると木立の中のデッキに出て本を読んだり、遊んだりするという感じでしょうか・・・
この日も葉っぱのスキマからの木漏れ日がとても美しい・・・

 大工さんの指導に従って会員達の手でフレームを組んでいきました。
皆さん嬉々として大きなどんぐりの葉っぱの下で作業をしておられました。
わたくしも楽しかったですねぇ・・むかし子供の頃、ヤブのなかに隠れ家を作って遊んだりしたのを思い出しました(笑)

なんといっても大きなどんぐりの木の下、葉陰の中での作業は汗も気持ちよい。時々上を見上げるとどんぐりの葉っぱがわたくしらの作業を見守ってくれているような感じがしました。
葉っぱ好きなわたくしにはとても素敵なスペースになりそうです。

 工事としてここまでは・・・木材を切り込んだりの作業などは本職の大工さんにお願いして造ってあったのですが、これからは会員のボランティアで土曜、日曜を利用して少しづつ手づくりしていきます。たのしみですね、ワクワクしてきます。わたくしは仕事の都合、土日はなかなか時間が取れないかもしれませんができるだけ参加したいなぁ・・・
手づくり・・多くの方の手づくりというのはいろんな心のつながりができてくるような感じがします。

この日の上棟の様子です・・・












≪どんぐり村がめざす「森の図書館」・・・会員通信から抜粋↓≫
『1950年代にデンマークで「森の幼稚園」が誕生しました。そしてドイツで1990年代に大きく広がりました。
それは敷地も、建物も、遊具もない森の幼稚園。子供たちは、一年中、四季を通して森の中で、枯葉や小枝などを使って遊ぶというもの。
子供たちは森の中で遊ぶことで、五感をフルに使い自然を体感します。物事を理解する前に自然体験することで、自ら抱く興味や疑問が自然に創造性や感性を養っていくというものです。
「創造性豊かな子供に育てたいならヤブ(森)に入れろ」という言葉もこのような取り組みから生まれたものでしょう。
 今、日本でもこの活動が注目され、全国でいろいろな試みが行われています。どんぐり村も「森の幼稚園」みたいに、子どもたちが自然の中で五感を通して体験しながら遊ぶ森をめざしています。』


こういう機会に立ち会えるのは、わたくしにとってたいへんな幸運ですし、とても感謝しています。

m.noda