たくさんのかたにありがとうございました。

ifuku2010-01-14

「生駒の家」今月第一回目の完成見学会。
おかげさまでたくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。

 みやざきスギをたっぷり使った木の家のよさを体感していただけたのではないかと思っています。
この家の中で三日間過ごさせていただいた、わたくしたちがとても気持ちよく仕事させていただいたように思います。たのしい時間でした。

 見学会の二日目くらいに気がついたのですが、ご来場いただいたお客様の滞在時間が長いのですね。
玄関からリビングの引き戸を入られると「うわぁ・・木の香りがいいですねぇ・・」とみなさんおっしゃられて、お顔の表情が優しいのです。 「木はいいですね」とお客様から話しかけてくださって、会話も弾みます。これも木がもつ空間マジックでしょうか。・・・(先日のスイトピー100円マジックも効いているかも・・(笑))

 そして、ここにはOMソーラーハウスの自然な暖かさがありました。
この生駒地区は小林市の中でも一番寒い地域です。展示会初日の外気温は0℃。
この地区から見える韓国岳の山頂付近には樹氷が・・。

▲壮厳ですね。お山はいつも



で、この家ではOMの床下補助暖房をタイマー設定してました。朝7:30〜朝10:00まで二時間半運転させて室温は15℃。

 室温15℃。数字的にはそんなに高くはないけれど、床下の暖房により床表面が冷たくないので体感的には寒く感じません。ポワンと暖かさを感じます。
 この日は快晴。10時以降屋根のOM集熱面にお日様が当りはじめて集熱温度が上がりだすと太陽熱利用の床下暖房にバトンタッチ。お昼を過ぎたあたりでは室温も19度まで上がりました。

 いい天気ですが、家の外は霧島おろしの冷たい風が吹いていました。しかし家の中は、ホワンと温かい。
改めて、木の優しさとOMの温かさがこんなに相性がいいということを実感しました。押し付けがましくない温かさ・・・とでもいいますか・・
外が冷たいほどこの優しい暖房が温かく感じました。こんな日をわたくしは「OM日和・びより」とよんでいます(笑)



 来場されたお客様の滞在時間が長い。・・・これもホント実感しました。
きっと、木の家の優しさとOMの自然の温もりで居心地が良かったのだと思います。
 二日目でしたか・・あるお客様に「初めてきていただいたのに、こんなに長くお話させていただけるなんて、これも木が取り持つ縁ですね?」と冗談っぽく伝えると、「ここに来る前に寄ったローコストの○○ハウスでは、値段確認したらすぐ帰りましたもんね(笑)」と笑っておられました。

 




それともうひとつ、子供さんに好評だった木でつくった小物プレゼント。
これはわれわれ社員で手づくりしました。
一応前もって少しは作っておいたのですが、足りなくなりそうになり、展示会場裏でみんなで製作(笑)。ひたすら手づくり。糸ノコで形を作って、サンドペーパーで磨く。
子供達の喜ぶ顔を想いながら作りました。
すると不思議なことに作業しているわたくしらが癒されているような感じです。

  いいオジサンたちがなにしてんだろうねぇ・・って言わないで(笑)
「大切なことは目にみえない」と星の王子様もおっしゃったではあーりませんか(笑)・・キツネだったかな・・・
 木のやさしい手触りを子供達に伝えたいのでありますね。・・・・わたしら大人がハマったりしてますけれど(笑)

 よろこぶ誰かのために自分の手で何かを創り上げるというのは、ありがたいなぁと思いましたね。これが仕事の原点?
報酬の一つであり、ホスピタリティの原点なのかも。
幸せがぼくらのほうにもあったような・・ちょっとした「Win+Win」の関係。

 ま、そんなこんなで(どんなんや〜(笑))
住宅作りをご説明、ご案内するわれわれの方もご覧いただくお客様も両方とも居心地良く・・楽しい住宅見学会だったような気がします。
 
これからも1月中の土日ごとにこの家の見学会を開催いたします。多くの方にこの家のもつパフォーマンスを感じていただければと思っています。


 最後になりましたが、この家を造らせていただいたお施主様。たくさんのご意見をいただき、そのおかげでこの家をつくることができました。
ありがとうございました。
 改めて、家作りの方向性を確認させていただいたような気がします。さらに、この住宅を一般公開させていただいて、お客様の反響や感想を肌で感じる機会をいただいたことを本当にありがたく思い感謝しております。

                    m.noda mail:m.noda9124@gmail.com