構造見学会・・・・・1万本のキャンドルと100万本のコスモスと

ifuku2009-10-12




建築中の「生駒の家」、「宮崎の杉を使って建てる木の家」というテーマで昨日までの連休、三日間構造見学会を開きました。

 ご協力いただいた施主様、ありがとうございました。建設途中の構造部材の見学会ということで来場者は少なかったのですが、来場いただいた方は具体的な計画をもって見に来られていました。

 しっかりした木組みをご覧なられて「こんなつくりの家なら安心感があるね・・」という感想をいただきました。やはり、家を支えている構造をできるだけ見せるような造りができるのは木造の特徴ではないかと思います。

 その特徴を生かした家造りをしていきたいと思います。






この現場の近くにコスモスで有名な生駒高原があります。
 この三連休は現場の前の道路は観光客の車で渋滞。「コスモスキャンドルナイト」という催しを連休中やっていて(夜9時までろうそくともして開園)最終日、見学会場片付けた後に行ってみました。

 100万本のコスモスと1万本のキャンドルということですが、今夜はキャンドルライトが主役でコスモスの花は脇役でした。キャンドルライトの明かりが暗闇に浮かび上がるととてもきれいで幻想的。風に揺らめくろうそくの明かりが美しい。
 
 思わずにじり寄ってしまいます(笑)






クリスマスの電飾もよいけれど、ろうそくの炎は人をほっとさせるような気がしますね。

 なぜだろうと考えてみましたが・・・風に消えてしまうかもしれないというはかなさと、揺らめく炎。 時間が過ぎれば燃え尽きるというようなところにあるのではないかと思います。

 そこらへんの違いが、スイッチを切らない限り一定のピカピカを繰り返す平たい光の電飾より、深みを感じるのではないか?・・・などと少し冷える高原の夜風に吹かれ、キャンドルの明かりの中に立って考えたりするのであります。



m.noda
m.noda9124@gmail.com